まったく接続できない場合:原因の層を切り分ける
まず通常のネット接続を確認し、その後に接続操作を調べる
「接続に失敗しました」と表示されても、回線が使えないとは限りません。クライアントで通常の手順で切断し、サブスクリプションや回線の選択はそのままにして、普段そのまま開けるウェブサイトにアクセスしてください。切断後もアクセスできない場合は、まず現在のネットワークを確認します。Wi-Fiがインターネットに接続できているか、ホテルや公共のネットワークで認証画面が残っていないか、ルーターから外部へ接続できるかを確認してください。公共ネットワークのログイン画面は、プロキシを一時停止してから開き、認証後にクライアントを再接続する必要がある場合があります。国際的なウェブサイトにアクセスできるかどうかだけで、ローカルネットワークの正常性を判断しないでください。
通常のインターネット接続が復旧したら、クライアントを再度開き、どの段階で失敗するかを確認します。接続を押しても状態が変わらない場合は、まずアプリの権限やバックグラウンドサービスを確認します。接続処理が始まった後にタイムアウトする場合は、ネットワークと回線を比較します。接続ボタンが元の表示に戻り、設定エラーが出る場合は、サブスクリプションと現在の設定を確認してください。「使えない」とだけ記録するより、症状を分けて記録するほうが原因を特定しやすくなります。画面に「接続済み」と表示されても、それはクライアントが接続状態を報告しているだけで、すべてのアプリが想定どおりプロキシを利用しているとは限りません。
条件をそろえて切り分ける
現在のネットワークで、パネルに表示されている別の利用可能な回線を選び、ほかの設定は変えずに試してください。回線を変えて直った場合は、問題が起きた回線名を記録してからグローバルノードの説明を確認します。すぐにクライアントを再インストールする必要はありません。どの回線でも失敗する場合は、可能であれば同じデバイスと設定のまま、別のネットワーク接続で試します。ネットワークを変えて直るなら、元の接続ネットワーク、認証状態、ネットワークポリシーが関係している可能性があります。変えても改善しない場合は、端末の権限、サブスクリプションの有効状態、クライアントの設定を確認してください。
比較するときは、条件の境界を明確にしてください。回線の切り替えと同時にDNSを変更したり、新しいモードを有効にしたり、サブスクリプションを再インポートしたりすると、何が改善につながったのか判断できません。変更のたびに同じ操作を行い、結果を記録してから、その変更を維持するか決めましょう。勤務先のネットワークに管理ルールがある場合は、管理者に許可されている接続方法を確認し、管理機能を勝手に無効化しないでください。サービスは120+か国 / 230+回線に対応していますが、対応範囲が広くても、どのネットワークからでも同じ条件で接続できるとは限りません。
権限と端末内の競合を確認する
システムが初めてネットワーク設定の追加を求めた場合、許可しないと関連機能を利用できません。以前に許可を拒否した場合、端末を移行した場合、システムのバックアップを復元した場合は、システムのネットワーク設定に必要な構成が残っているか確認してください。デスクトップでは、クライアントに必要なローカルサービスが起動していること、システムポリシーでブロックされていないことも確認します。ほかのプロキシツールも使用している場合は、まず通常の手順で終了してから本サービスのクライアントを試してください。ウィンドウを閉じただけでは、バックグラウンドサービスが停止したり、システムプロキシの設定が元に戻ったりしないことがあります。
セキュリティソフトの警告は内容を一つずつ確認し、テストのために保護機能をすべて無効にしたままにしないでください。明確なブロック記録がある場合は、プログラム名、ルール名、警告内容を保存し、ソフトウェアの正規の許可手順で対処します。出所のわからない証明書のインストールを求められた場合や、サブスクリプション全体をアップロードする「修復ツール」を勧められた場合は、操作を中止してください。接続の調査にアカウントを他人へ渡す必要はありません。認証情報を公開ページに入力しないでください。
接続済みなのにページが開かない場合:名前解決とルーティングを確認
すべてのサイトで失敗するのか、一部だけなのかを切り分ける
接続後にページが開かない場合は、種類の異なるアクセスを比較してください。同じブラウザーで、普段そのままアクセスできるサイトと、現在の回線経由でアクセスする必要がある接続先の両方を開きます。すべて失敗する場合は、プロキシの入口、システムのルーティング、名前解決を確認してください。一部のサービスだけ失敗する場合は、エラーページを保存し、ドメインの名前解決失敗、接続タイムアウト、証明書の警告、利用地域に関する表示を区別します。エラーの種類によって次の対応は異なります。ページが読み込み途中で止まっただけで、サブスクリプションが無効だと決めつけないでください。
次に、回線は変えずに別のブラウザーで同じURLを開くか、元のブラウザーで独立したセッションウィンドウを使ってください。元のブラウザーだけで失敗する場合は、拡張機能、サイトのキャッシュ、ブラウザー独自のプロキシ設定を確認します。独立したセッションで一部のセッション状態を切り分けられることはありますが、すべての拡張機能やネットワーク設定が分離されるとは限りません。ブラウザーの表示地域、アカウントの利用履歴上の地域、回線の出口地域は必ずしも一致しません。ページの言語だけで回線が機能しているか判断しないでください。
DNSの確認でわかること
DNSはドメイン名を接続先のアドレスに変換します。名前解決に失敗すると、クライアント上は接続済みでも、アプリが接続先を見つけられない場合があります。まず一般的なサンプルドメインをシステムのコマンドラインから調べ、次に実際にエラーが出ているドメインを確認してください。以下のコマンドにアカウント情報は含まれません。該当ツールが使える環境で実行してください。システムにツールがインストールされていない場合は省略でき、調査のために出所不明のソフトウェアを追加する必要はありません。サンプルドメインはコマンドの説明用です。実際の判断は接続先サービスとクライアントのログも踏まえて行ってください。
nslookup example.com
# dig がインストールされている Linux または macOS で使用可能
dig example.com
クエリがタイムアウトしても、その回の問い合わせで想定した結果を受け取れなかったことを示すだけで、回線が切断されている証拠にはなりません。アドレスが返ってきた場合も、その回の名前解決に応答があったことしかわからず、ウェブ接続、証明書の検証、アプリへのログインが成功するとは限りません。一部のクライアントは名前解決を引き受け、内部ルーティング用のアドレスを返すことがあります。その場合は動作モードを踏まえて解釈し、異常と決めつけて削除しないでください。システムのクエリは成功してブラウザーだけ失敗する場合は、ブラウザーで独自のセキュアDNSが有効になっていないかも確認します。
順を追って名前解決を復旧する
まず現在のDNS設定を記録し、自動取得、勤務先のネットワーク管理、手動設定のどれによるものか確認します。別のガイドを参考にDNSアドレスを手入力したことがある場合は、業務環境に影響がないと確認したうえで、現在のネットワークまたはクライアントが推奨する設定に戻してください。システムの独自DNS、ブラウザー独自のDNS、複数のプロキシツールによるDNS処理を同時に重ねないでください。設定を一つ外すごとに同じページを開いて確認すれば、どの層に差があるのか特定しやすくなります。管理対象のデバイスでは、社内ドメインの名前解決を妨げないよう、先に管理者へ確認してください。
設定を変えた後は、エラーが出るアプリを終了して再度開き、接続をやり直してください。必要であればシステムの機能でDNSキャッシュを消去できますが、すべての障害で必須の手順ではありません。Windowsでは、必要な権限がある端末で次のコマンドを実行できます。ほかのOSではキャッシュの管理方法が異なるため、同じコマンドをすべての環境に流用しないでください。消去後に一時的に改善して再発する場合は、キャッシュ消去を繰り返すのではなく、DNSの参照先を調べてください。
ipconfig /flushdns
証明書の有効期限に関するエラーが出た場合は、まずシステムの日付とタイムゾーンが正しいか確認します。証明書の名前が一致しない、または身元に問題がある場合は、検証を無効にして続行したり、見知らぬルート証明書を安易にインストールしたりしないでください。サービスから特定地域では利用できないと明示された場合は、DNSを変更し続けるのではなく、そのサービスの地域ルールを確認します。ブラウザーや回線を変えても同じエラーが出る場合は、問い合わせに接続先のドメイン、エラーの種類、名前解決の成否、独自DNSの使用有無を記載してください。クエリ結果に社内ドメインやローカルアドレスが含まれる場合は、共有前に確認して伏せてください。
速度低下や夜間の混雑:比較できる条件で回線をテスト
通信速度、応答時間、アプリの待ち時間を分けて考える
「速度が遅い」といっても、ウェブページの表示開始が遅い、ファイルのダウンロードが途切れる、動画が何度もバッファリングする、AIサービスの応答がなかなか返ってこないなど、さまざまです。これらを同じ問題として扱うことはできません。ページ表示は名前解決、接続の確立、サイトのリソースに左右されます。継続的なダウンロードはデータ転送の影響が大きく、AIの会話には接続先プラットフォームの待ち行列や処理時間も含まれます。まず、どの段階で待ち時間が発生しているか説明してから回線を比較してください。クライアントに表示される遅延値だけでは、大容量ファイルの転送や接続先プラットフォームの応答を判断できません。
テスト前に、端末上の大容量ファイルの同期、システム更新など、ネットワークを継続的に使う処理を一時停止し、同じ接続ネットワークを使っているほかの端末が通信中か確認してください。Wi-Fiの電波が強くても、外部ネットワークに余裕があるとは限りません。ルーターから離れている、周辺で無線干渉が起きている、共有ネットワークが混雑しているといった要因も影響します。場所やネットワークの状態が安定した条件で同じ操作を繰り返してください。可能であれば有線接続も比較できますが、ネットワーク、端末、回線を一度に変えないでください。
夜間の問題は条件をそろえて記録する
昼間は正常で夜間に遅くなる場合は、問題が出る時間帯に、通常の直接接続とプロキシ経由の接続を比べます。両方とも遅い場合は、接続ネットワークや共有帯域を優先して確認してください。プロキシ経由だけ遅い場合は、接続先を変えずに回線を比較します。同じ時間帯に特定の回線が継続して遅い場合は、問題のない回線に一時的に切り替え、該当する回線名と発生時間帯を記録してください。地理的な距離も参考になりますが、中継経路、接続ネットワーク、接続先サービスの場所も影響します。
一度の速度測定だけで、長期的な品質を判断しないでください。測定自体が通信量を消費することがあり、測定先の場所や処理能力にも結果が左右されます。同じ条件で同じ作業を行ったときの変化を記録するほうが参考になります。たとえば、同じページが最後まで読み込めるか、同じ動画の再生が繰り返し止まるか、同じファイルのダウンロードが何度も途切れるかを確認します。作業条件をそろえられない場合は、違いを明記してください。本ガイドでは一定の速度や遅延を保証していません。実際の使い勝手はネットワークと接続先サービスの両方を踏まえて確認してください。
| 症状 | 優先して確認すること | すぐに決めつけないこと |
|---|---|---|
| 通常の直接接続も遅い | 接続ネットワーク、バックグラウンド通信 | 原因をすべて回線のせいにする |
| 特定の回線だけ遅い | 同じ接続先でほかの回線と比較 | アカウント全体が使えない |
| 特定のサービスだけ遅い | サービスの稼働状況、ほかの通信 | すべての通信に影響している |
| 夜間に集中して遅くなる | 同じ時間帯、同じ作業で比較 | 昼間の結果を夜間の状況に当てはめる |
使い方に合わせて調整し、むやみに上位プランへ変更しない
動画がバッファリングする場合は、プレーヤーが自動で画質を上げていないか、コンテンツを先読みし続けていないか確認してください。画質を下げると転送量が影響しているか確認できますが、根本的な解決とは限りません。HBOなどのサービスでは、コンテンツの提供地域やアクセス条件が変わることがあります。接続が復旧しても、特定の作品一覧が利用できるとは限りません。詳しくは動画配信サービスへのアクセスに関する説明をご覧ください。ClaudeやCursorのようにセッションを使うツールでは、利用できることを確認した地域と回線を維持し、瞬間的な数値を追って頻繁に出口を切り替えないようにしてください。
通信量の上限と転送時の使い勝手は別のものです。月額サブスクリプションの通信量は、利用開始日を基準に毎月リセットされます。アップグレードする前に、パネルで残量と必要な通信量を確認してください。大容量プランでも一定の帯域幅が保証されるわけではありません。途中でのアップグレードは差額を残り日数に応じて換算します。プランの詳細はプランページをご確認ください。同じ時間帯に特定の回線を使うと複数の接続先サービスで継続して問題が起こり、通常の直接接続は正常な場合は、時間帯、接続方法、接続先サービス、回線の比較結果を添えて問い合わせてください。テスト条件がわからないスクリーンショットだけを添付しないでください。
頻繁な切断とモバイル端末のバックグラウンドでの切断
切断とシステムイベントの関係を確認する
頻繁に切断する場合は、実際に接続が切れているのか、クライアントの表示が更新されていないのか、接続先アプリのセッションが期限切れになったのかを切り分けます。異常が起きたら、クライアントに戻って接続状態と直近のログを確認し、ほかのアプリも同時に影響を受けているか調べてください。一つのアプリだけ再ログインを求められても、プロキシ接続が切れた証拠にはなりません。クライアントが接続中なのに複数のアプリで同時にアクセスできなくなった場合は、ルーティングとネットワークの変化を調べる必要があります。「また切れた」と記録するだけでなく、切断前に何をしていたかを記録すると判断しやすくなります。
よくあるきっかけには、画面ロック、システムのスリープ、Wi-Fiの切り替え、通信範囲からの移動、バックグラウンドからアプリを再度開く操作などがあります。画面をロックした後に毎回問題が起きる場合は、まずバックグラウンド動作を確認してください。ネットワークを切り替えたときに起きる場合は、クライアントが接続を再確立しているか確認します。ネットワークを切り替えると下位の通信経路が変わるため、以前の接続がそのまま維持されるとは限りません。クライアントの状態更新が終わってから接続先ページを再度開き、ネットワークが安定する前にログイン操作を何度も繰り返さないでください。
AndroidとiOSで確認するポイント
Android端末では、システムがクライアントに対して厳しいバッテリー制限、バックグラウンドデータ制限、自動終了ルールを設定していないか確認してください。設定名は端末によって異なるため、すべてのアプリの制限を一度に解除するのではなく、クライアントのアプリ情報画面で確認します。バックグラウンド動作の例外設定がある場合は、バッテリー消費への影響を理解したうえで、適切な権限を設定してください。別のVPNやネットワークフィルター機能が接続を引き受けていないかも確認します。競合している場合は、ほかのツールを通常の手順で停止してから本サービスのクライアントを試してください。
iOSでは、システム設定でVPN構成と現在の状態を確認し、構成を切り替えた後も古い接続先を使い続けていないか調べます。画面ロック後に復旧しない場合は、まず端末のロックを解除し、接続ネットワークが利用可能か確認してから、クライアントの再接続が必要か確認してください。調査のために構成プロファイルをすべて削除しないでください。仕事や学校のプロファイルが別の用途で使われている場合があります。OSのアップデート後に初めて問題が発生した場合は、OS名、現在のクライアント情報、問題を起こす操作を記録し、正規の方法で更新を確認してください。非公式のインストールファイルを探すのは避けてください。
デスクトップのスリープと長時間接続の復旧
Windows、macOS、Linuxでは、スリープからの復帰時にネットワークインターフェース、アドレス、ルーティングが再確立されることがあります。復帰後にだけ切断する場合は、通常の手順で切断してから再接続し、クライアントが復旧したか確認してください。その後、スリープ中にネットワークインターフェースを停止する電源管理設定がないか、クライアントが再認証を求めていないかを確認します。スリープ中にアプリが通信を続けなかったことを、あらゆる状況でサービス障害とみなさないでください。OSの電源管理によってアプリの動作が停止することがあります。
長時間接続を使うアプリは、下位のネットワークが復旧しても元のセッションに自動で戻るとは限りません。リモート端末のセッション、開発ツールのコード補完、ウェブ上のリアルタイムチャットなどでは、リクエストを再実行する必要がある場合があります。まず通常のアクセスが復旧したことを確認してから作業を再試行し、同じタスクを何度も送信しないようにしてください。開発用途では、CursorとCopilotで使う回線の選び方ガイドも参考になります。接続先のプラットフォームでタスクが実行されたか確認できない場合は、すぐに再送せず、まずタスクの履歴を確認してください。
アプリを前面に表示して操作している間も切断が続き、異なる接続ネットワークでも再現する場合は、切断前後のログを保存し、権限の取り消し、ネットワークインターフェースの変化、リモート接続の終了などの表示があるか比較してください。ログに記録されるのはクライアントが検知したイベントであり、特定の語句だけで責任の所在を判断することはできません。バックグラウンド権限とほかのネットワークツールを確認しても改善しない場合は、問い合わせを送ってください。発生条件と復旧操作を記載すると、システムのライフサイクルに関する問題と回線接続の問題を切り分けやすくなります。
サブスクリプションの更新失敗と設定エラー
アカウント、プラン、クライアント設定を分けて確認する
アカウントにログインできること、プランに通信量が残っていること、クライアント設定を更新できることは、相互に関係しますが別々の状態です。サブスクリプションの更新に失敗した場合は、まずユーザーパネルの概要で、現在のアカウントとサービスの状態を確認します。次に、クライアントがそのアカウントに対応する設定を使っているか確認してください。端末に古いアカウントやサブスクリプションが残っている場合、パネルが正常でも、クライアントに読み込まれている設定が正しいとは限りません。設定名だけでアカウントとの対応を判断しないでください。名前は読み込み時に任意で設定されている場合があります。
クライアントのインストールやサブスクリプションの読み込みがまだの場合は、クイックスタートガイドに戻り、順番に設定してください。サブスクリプションの取得にはログインが必要です。Android、Windows、macOS、Linux向けクライアントはログイン後にダウンロードできます。iOSのダウンロードページを利用するには有効なプランが必要です。アプリのダウンロードとサブスクリプションの状態は別々に確認してください。クライアントを入手する場合はパネルのダウンロードページを利用してください。検索結果から名前の似たインストーラーを探したり、別の提供元のサブスクリプションを本サービスのクライアントに読み込んで回線を評価したりしないでください。
エラーの種類に応じて確認する
コンテンツを取得できない、またはリクエストがタイムアウトする場合は、現在のネットワークからパネルを開けるか、すでに機能していないプロキシ接続を通じて更新しようとしていないか確認してください。設定によっては、クライアントが現在のプロキシを使って更新を取得しようとする一方、そのプロキシを動作させるために更新が必要になり、相互依存が起きることがあります。現在の設定を残したまま通常の手順で切断し、利用可能なネットワークから更新を再試行してください。切断後にパネルも開けない場合は、サブスクリプションを何度もリセットせず、まず接続ネットワークの問題を解決してください。
認証エラーやアクセス拒否が表示された場合は、パネルに戻って現在のサブスクリプションの取得先を確認し、URLのパラメーターを推測して変更しないでください。コピー時に空白や改行が入った、末尾の文字が欠けた、履歴から古いURLを使った、といった理由で失敗することがあります。手作業で編集するより、クライアントの読み込み機能から改めて取得するほうが確実です。サブスクリプションURLはアクセスに使える情報です。公開の解析サイト、オンライン変換ツール、グループチャットに貼り付けて、形式を確認してもらうことは避けてください。
設定の解析エラーは、クライアントが何らかのデータを取得したものの、想定した形式とは限らないことを示します。ネットワークの認証ページやエラーページを取得した場合、または現在のクライアントに対応していない設定を取得した場合があります。まず読み込み方法がクライアントに合っているか確認し、正規のダウンロードページでクライアントの入手元を確認してください。エラー行の前後だけを見て設定を大幅に変更しないでください。見慣れない項目を削除すると一時的に検証を通過することはあっても、元のルーティングや名前解決の動作が変わり、調査に新たな変数が加わるおそれがあります。
復元できる状態を保ち、繰り返し読み込まない
更新前に、現在の設定名、選択中の回線、ルールモードを記録してください。クライアントにローカルバックアップ機能がある場合は、機密情報が含まれるか確認し、自分で管理できる場所に保存します。再読み込みに成功したら、現在使用中の設定が新しい読み込み項目に切り替わっていることを確認してから接続をテストしてください。新しいサブスクリプションを追加しただけでは、古い項目が自動で置き換わるとは限りません。何度も読み込むと一覧がわかりにくくなり、更新されていない古い設定を使い続ける原因にもなります。
通信量については、パネルの表示を基準に確認してください。月額サブスクリプションの通信量は利用開始日を基準に毎月リセットされ、毎月1日に一律でリセットされるわけではありません。途中でのアップグレードは差額を残り日数に応じて換算します。データパックは使い切るまで有効で、期限切れにはなりません。ただし、「期限なし」は、使用した通信量が自動で補充されるという意味ではありません。クライアントの表示とパネルの残量が異なる場合は、サブスクリプションを更新して状態ページを再度開いてください。それでも差がある場合は、両方の表示と確認時刻を記録し、問い合わせで照合してください。請求ルールを自分で推測しないでください。
特定のアプリだけアクセスできない場合:プロキシの経路を確認
ブラウザーが使えても、すべてのアプリが同じ経路を使うとは限らない
同じ端末でブラウザーは使えるのに特定のアプリだけ使えない場合は、まず通信がプロキシに送られる経路を比較します。システムプロキシを使うアプリ、独自のネットワーク設定を使うアプリ、OSのネットワーク拡張機能やクライアントの別の仕組みが通信を処理するアプリがあります。ブラウザーで接続できたことがわかるのは、その時点でブラウザーが使った経路が有効だったということだけで、ほかのプロセスの動作まではわかりません。影響を受けるアプリ名、失敗する操作、表示されたメッセージを記録し、ほかのアプリにも同じ症状があるか確認してください。
クライアントにルールモードがある場合は、そのアプリや関連ドメインが想定した経路に振り分けられているか確認します。アプリはログイン、リソース取得、更新、リアルタイム通信などで複数のドメインにアクセスすることがあります。「ホーム画面は開くがログインできない」場合、一部のリクエストだけ経路が異なる可能性があります。画面に見えるメインのドメインにルールを追加しただけで、すべてのリクエストに対応できたと考えないでください。クライアントに接続履歴がある場合は、失敗を再現した後、該当リクエストの処理方法を確認できます。書き出す前に、アカウント識別情報や個人の閲覧内容を削除してください。
アプリ独自の設定や以前の設定を確認する
ブラウザー拡張機能、ダウンロードツール、開発環境、ターミナルのプロセスには、それぞれ独自のプロキシ設定が残っていることがあります。ほかのツール用にローカルプロキシのアドレスを設定したことがある場合、システムプロキシを更新しても、アプリが古い接続先を使い続ける可能性があります。アプリの設定で手動プロキシが有効か確認し、現在クライアントに表示される接続先と一致しているか調べてください。一般的なガイドから固定ポートをそのままコピーして入力しないでください。実際に端末で待ち受けている接続先は異なる場合があります。アプリに該当設定がない場合も、必ずシステムプロキシに従うと決めつけないでください。
ターミナルのプロセスには、起動時の環境変数が引き継がれている場合もあります。macOSやLinuxの一般的なシェルでは、次のコマンドでプロキシ関連の環境変数があるか確認できます。出力に認証情報が含まれることがあるため、端末内での確認にとどめ、内容をそのまま公開の場に貼り付けないでください。古い変数が見つかった場合は、現在のセッション、個人の起動ファイル、組織の管理設定のどれに由来するかを確認してから変更します。環境変数を変更した後は、ターミナルやアプリを開き直す必要がある場合があります。起動済みのプロセスが新しい環境変数を自動で読み込むとは限りません。
printenv | grep -iE '^(http|https|all|no)_proxy='
プロキシを経由しないドメインの一覧も確認してください。接続先が除外されていると、アプリは常に直接アクセスすることがあります。反対に、社内サービスを誤って外部プロキシに送るとアクセスできない場合もあります。社内ドメイン、プライベートなリソース、組織の認証システムについては管理者の指示に従い、一般のウェブサイト向けのルールをそのまま適用しないでください。変更前に元の値を記録し、検証後はテスト用の設定を元に戻します。次回、別のネットワークを使うときにも設定が残らないようにしてください。
ネットワークの問題とプラットフォームのアカウント制限を切り分ける
接続先のプラットフォームで、現在の地域がサポート対象外、アカウントの権限不足、リクエストの過多、追加認証が必要と表示されても、すぐにプロキシが機能していないと判断しないでください。回線の出口地域はプラットフォームが判断する要素の一つにすぎず、アカウント情報、過去のセッション、支払い地域、サービスのポリシーも影響することがあります。地域を頻繁に切り替えると、原因の特定がさらに難しくなる場合があります。アクセスできることを確認済みの回線を一つ選び、接続先プラットフォームの案内を確認してから、アカウント側で対応が必要か判断してください。3KVPNが接続先プラットフォームの利用権限を付与することはありません。
ClaudeについてはClaudeで使う回線と地域の選び方をご覧ください。CursorやCopilotなどの開発ツールでは、エディター画面、拡張機能のプロセス、コマンドラインツールが同じ経路を使っているかも確認します。エディターでウェブページが表示できても、バックグラウンドの拡張機能からのリクエストが成功するとは限りません。会話の生成に失敗した場合、接続先プラットフォームの利用枠やタスクの状態が原因のこともあります。「AIが使えない」とだけ報告するのではなく、どの機能で失敗したか記録してください。
同じアプリが異なる回線やネットワークでも失敗し、ブラウザーやほかのアプリは正常な場合は、まずアプリ自体のサービス状況とネットワーク設定の説明を確認してください。アプリの通信がクライアントによって想定した経路に送られていると確認できた後も接続エラーが続く場合は、問い合わせを送ってください。役立つ情報は、失敗した機能、接続先ドメイン、クライアントで処理された経路、ほかのアプリとの比較結果です。アカウントのパスワードは不要です。接続先プラットフォームのアクセスキーをスクリーンショットやログの説明に記載しないでください。
OSごとの違いとデバイス数の警告を確認する
まず警告の表示元を確認する
3KVPNはWindows / macOS / iOS / Android / Linuxに対応しており、利用台数に制限はありません。「デバイス数の上限」などの警告が表示された場合は、3KVPNのパネル、3KVPNのクライアント、OS、接続先アプリのどこに表示されたのか確認してください。動画配信サービス、オフィスソフト、開発プラットフォームには、独自のセッションやデバイスのルールがある場合があり、それを3KVPNの台数制限と混同しないでください。ほかの端末の設定を削除するより、警告が表示された画面とアプリ名を記録してください。
3KVPNのページに警告が表示された場合は、ログイン中のアカウント、使用している設定、警告の全文を確認し、問い合わせで確認してください。見慣れない警告から、実在しないデバイス上限を推測したり、警告を消すために新しいアカウントを何度も作成したりしないでください。利用台数無制限は3KVPNのデバイスに関する方針です。自宅のルーター、接続ネットワーク、接続先プラットフォームが、任意の数の同時タスクに対応するという意味ではありません。複数の端末で同時に通信すれば接続リソースを共有するため、速度を調べる際にはこうしたローカルの条件も考慮してください。
OSごとに通信を引き受ける設定を確認する
Windowsでは、システムプロキシに古い接続先が残っていないか確認し、クライアントに必要なサービスや仮想ネットワークインターフェースの状態も確認してください。古いツールを終了しても、システムプロキシが自動で元に戻るとは限りません。macOSではネットワーク拡張機能の許可と、現在使用中のネットワークサービスのプロキシ設定を確認します。Wi-Fiと有線接続を切り替えた後は、以前に変更したサービスとは別のネットワークサービスが使用中の場合があります。Linuxでは、デスクトップの設定、ターミナルの環境変数、アプリ内の設定がそれぞれ独立していることがあります。グラフィカル画面のプロキシスイッチだけを変更して終わりにせず、一つずつ確認してください。
| OS | 優先して確認 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| Windows | システムプロキシ、サービスの権限 | 古いツールを終了しても接続先が残っている |
| macOS | ネットワーク拡張機能、使用中のネットワークサービス | 使っていないネットワークサービスだけを変更した |
| Linux | デスクトップのプロキシ、プロセスの環境変数 | ターミナルとデスクトップアプリで経路が異なる |
| Android | VPNの許可、バックグラウンド制限 | クリーナーアプリがクライアントを終了させている |
| iOS | VPN構成、有効なプラン | 以前の構成の接続先を使い続けている |
モバイル端末では、アプリのインストールに関する問題と接続の問題を区別してください。クライアントにネットワーク構成の権限が与えられていない場合、設定の読み込みに成功しても、通信の引き継ぎが完了したことにはなりません。iOSのダウンロードページを利用するには有効なプランが必要です。ほかの対応OSでは、ログイン後にパネルからクライアントを入手できます。インストール元や署名に関する警告が表示された場合は、インストールを中止し、正規のページで確認してください。システムのセキュリティ検証を無効にすることを通常のトラブル対応にしないでください。ダウンロードのために見知らぬページでアカウント情報を入力しないでください。
機密情報を共有せずに、別の端末と比較する
同じ接続ネットワークで、接続先サービスと回線をできるだけそろえ、正しく設定済みの別の端末と比較してください。別の端末で正常なら、元の端末の権限、プロキシ設定の上書き、キャッシュを優先して調べます。どちらも失敗する場合は、接続ネットワークと回線を比較します。比較のために設定全体を他人へ送る必要はありません。自分で管理する端末で、パネルから通常の手順でサブスクリプションを取得できます。他人の端末を借りてテストした場合は、クライアントやパネルの正規の方法でローカルのセッションを削除し、アクセス手段を残さないでください。
macOSの初期設定については、Macクライアントの設定ガイドをご覧ください。OSの移行やバックアップの復元後は、画面上に古い設定名が残っていても、権限やバックグラウンドコンポーネントが完全に復元されていない場合があります。設定がまだ有効だと決めつけず、許可とクライアントの入手元を改めて確認してください。再インストールが必要な場合は、現在の状態と必要な設定を記録してから、通常のアンインストール手順に従います。古いサービスが複数残らないようにしてください。
特定のOSだけで問題が再現する場合は、問い合わせにOS名、クライアント名、インストール元、実際のバージョン情報を明記してください。バージョン情報は端末の画面から確認し、本ガイドでは特定のバージョンを前提にしていません。組織管理の端末では、ネットワーク管理設定の有無も伝えてください。社内ポリシーの詳細を共有する必要はありません。別の端末と別の接続ネットワークでは正常に使える場合、その比較結果があれば原因を大きく絞り込めます。アカウントやプランを不必要に変更することも避けられます。
問い合わせを送る:記録と確認結果を添える
自分で設定を変更するのを止めるタイミング
通常のネットワークが使えること、アカウントの状態、クライアントの入手元、必要な権限を確認済みで、回線やネットワークを比較しても問題が再現する場合は、問い合わせを送ってください。すべてのシステム設定を変更してから相談する必要はありません。業務用の設定の削除、ネットワークインターフェースのリセット、組織管理ポリシーの変更が必要になりそうな場合は、早めに作業を中止し、管理者に相談してください。目的は原因の範囲を絞ることであり、説明も復元もできない状態に端末を変えてしまうことではありません。
ユーザーパネルの問い合わせフォームからご連絡ください。冒頭に症状と影響範囲を簡潔に書きます。たとえば、クライアントが接続できない、接続後に特定のアプリだけ開かない、画面ロックから復帰すると切断される、といった内容です。続けて、実際に行った比較を発生順に記載し、各操作後の結果を添えてください。「変更していない設定」を明記することも役立ちます。テスト条件が同じかどうかを確認できるためです。関係のない問題を一つの説明にまとめないでください。回答が具体的な症状に対応できなくなるおそれがあります。
問い合わせに必要な最低限の情報
OS名、クライアント名と端末に表示されるバージョン、接続ネットワークの種類、選択した回線名、問題の発生時刻とタイムゾーン、エラーの全文、再現手順を記載してください。接続先サービスに関する問題では、ドメインと失敗した段階があれば十分です。個人文書のパスや会話の内容は通常必要ありません。夜間の混雑に関する問題では、発生する時間帯とほかの時間帯との比較を記載します。バックグラウンド動作に関する問題では、画面ロック、スリープ、ネットワーク切り替えなどの発生条件を記載してください。
ログはエラー発生前後の範囲を抜き出せば十分です。インストール時から蓄積した内容をすべてアップロードする必要はありません。送信前に、サブスクリプションURL、認証項目、アクセスキー、個人用ファイルのパス、非公開のドメインが含まれていないか確認してください。スクリーンショットでは、アドレスバー、QRコード、アカウントメニュー、通知の内容も確認します。サブスクリプションのQRコードには、アクセス先の情報が含まれていることがあります。文字を隠しても、QRコードを残したままでは情報を保護できません。ログを「完全」に見せるためにパスワードを送信したり、問い合わせに含めた認証情報を公開の場で話題にしたりしないでください。
回答を受け取ったら、一つずつ設定を変えて確認する
案内された対処方法は一つずつ実行し、結果を記録してください。まず、その案内が現在のクライアントと症状に合っているか確認し、元の設定を記録してから変更を行い、同じ操作を再現します。実際の画面と案内が一致しない場合は、名前の似た項目で代用せず、違いを問い合わせに伝えてください。復旧した後も、問題が起きた条件を再現して確認します。たとえば、画面ロック後の復帰、ネットワークの切り替え、失敗したタスクの再実行を行い、偶然の成功を解決済みと判断しないようにしてください。
問題が再発した場合は、新しい証拠を元の問い合わせに追記し、どの設定状態で起きたか明記してください。同じ問題について複数の問い合わせを同時に進めると、案内が入り交じり、どの対応が有効だったか確認できなくなることがあります。後から接続ネットワークや接続先プラットフォーム自体の問題だとわかった場合も追記し、当初の判断を修正できるようにしてください。特定の地域、アプリ、ネットワークでのみ発生する問題では、「すべて復旧」と曖昧に書くより、発生範囲を残すほうが正確で、同じ症状を後から見分けやすくなります。
請求に関する問題と技術的な問題を分けて確認する
通信量、プラン、返金について確認したい場合は、パネルに表示された関連注文情報を添えて問い合わせてください。支払い記録に含まれる個人情報を公開しないでください。本サービスはAlipay / WeChat Pay / USDTに対応し、30日間の理由を問わない返金を提供しています。詳細な条件は利用規約をご確認ください。プランとデータパックはプランページおよびパネルの表示を基準にしてください。ネットワークエラーから、料金が請求された、通信量を使い切った、プランが自動変更されたと推測しないでください。
問題が解決したら、テスト用の一時的なプロキシ、ブラウザーの上書き設定、環境変数を確認済みの状態に戻し、機密情報を含まない調査記録を保管してください。似た症状が再発した場合は、同じ条件で起きているか確認してから、以前の対処方法を使うか判断します。アカウントや接続に関するよくある問題はヘルプセンターでも確認できます。設定を最初からやり直す場合は、クイックスタートガイドに戻ってください。本ガイドのすべての分岐を繰り返す必要はありません。